最近は主婦が二、三人寄ると「学生たちの就活」が話題に上ることも珍しくない。この場合、「○○さんちのA君が大企業四、五社の内定を取ったらしい」などということはあまり話題にならない。「私たちの頃と違って、今の学生たちのシューカツは大変なのよ。大企業に採用されたら万々歳。就職すること自体が難しいらしいの。お隣の息子さんは昨秋から二〇社近くも面接を受けたけれど、まだ就職先が決まっていないそうよ。奥さんもウ
主婦が二、三人寄ると「就活」が話題になる... の続きを読む
退職金にかかる税金を減額する現状の税制が時代遅れなのがネックだが、「再チャレンジ推進」を掲げる政府がニセモノでないならば、今後、退職金制度は崩壊に向かう。退職金は終身雇用と深く結びついている。終身雇用は既存社員の既得権なので、それを崩さないかぎり、大企業の正社員ポストを目指して、非社員や中小企業の社員が「円チャレンジ」できる会には、なりえない。とはいえ、前払い制度の導入企業は、まだまだ少数派だ。私
退職金前払い制度... の続きを読む
よく大学のキャリアセンターの人たちは「景気がよくなれば就職率も改善するのだが」と景気回復に期待する。確かに景気がよくなれば大卒者の求人倍率もある程度改善するのは事実だが、バブル期のような学生優位の就活の復活は期待できない。企業は新卒採用に対する考え方を完全に切り替えており、新卒採用を抑制してきた上に、厳選採用を強め、基準に満たなければ採らなくなっている時代に変わってきたからである。大学進学率が上が
学生優位の時代は来ない... の続きを読む
「相思相愛」の関係が上手に作れると、さまざまなものがプラスのスパイラルを描くようになってきます。お互いが思いやり、働く仲間やお客さまに「善かれ」と思う行動を、自然ととるようになるのです。また、個々人の働きがいや、やりがい、モチベーションが高まります。その結果、職場全体が活気あふれる、思いやりに満ちた場に変わります。こうした職場で働けることは、パート・アルバイトにとっても、上司にとっても、幸せなこと
部下であるパート・アルバイトを愛する... の続きを読む
企業はそれでもなんとか生産増強を実現しようとして労働力の確保に懸命になった。日本の企業はこのバブル時代以前にはしばらくの間、人の採用にはきわめて慎重だった。人は雇えば、目本の一服用制度の下では、長い時間かけて大切にしてゆく慣行があるから、事実上の固定費が嵩むことになる。バブル時代以前の成長の低迷期には先行きの見通しが不透明だったから、企業は人の採用は手控えていたのである。多少需要がふえてもそれは残
企業社会の特徴的な「横ならび意識」が働く... の続きを読む